作品情報:よむプラネタリウム 夏の星座案内
基本情報
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書籍名 | よむプラネタリウム 夏の星座案内 |
著者 | 著 :野崎洋子 写真:中西昭雄 |
原作 | – |
原作者 | – |
キャラデザ | 星座イラスト:しろぺこり |
ページ数 | 64ページ |
発売日 | 2016年06月20日 |
出版社 | アリス館 |
レーベル | – |
ASIN | – |
ISBN | 978-4752007555 |
状態 | 完結 |
巻数 | 全1巻(シリーズ4巻の内の1巻) |
あらすじ
現役プラネタリウム解説員の野崎洋子さんが文章を担当し、天体写真家であり微弱光撮影装置のエンジニアの中西昭雄さんが写真を担当された書籍。
季節ごとにまとめられているうち、本著は「夏」の星座について取り上げられている。
感想:よむプラネタリウム 夏の星座案内
感想
ページをめくる飛び込んでくる大きなヒマワリの写真。
『よむプラネタリウム 夏の星座案内』に引き続いて、また花ばっかりなのかな? と思ったら、次のページには迫力のある入道雲。
その次が本書で私が一番気に入っている「夕焼け空」の写真があります。(←いや、星空じゃないんかい。)
星空と言えば「夏」というほどに有名どころがいっぱいの季節。
<夏の大三角>を形作る「ベガ」「アルタイル」「デネブ」はご存じの方も多いのではないでしょうか?
それに、7月7日(8月7日)の七夕といえば<天の川>ですね。
愛媛の田舎で暮らしていたころは、季節を問わず星空は綺麗に見えたものです。
大阪や東京とは「見える星の数」が全く違うので驚きますね。
黄道十二星座である「さそり座」を知らない人はいないでしょうが、「魚釣り星(うおつりぼし)」というのは初めて知ったなぁ。
本書では「流れ星」「流星群」についても解説されています。
流れ星を見つけるためにはこうするといいよ。 みたいな、まるで夏休みの自由研究を視野に入れたような本書。
そして最後には、「プラネタリウム」に関する情報があります。
私が実際にプラネタリウムに足を運んだ回数は片手で足りる程度なのですが、プラネタリウムって、とても面白いんですよ。
私がコロナ禍になる前に行ったプラネタリウムは、プラネタリウムの投影機って想像以上(初見だと絶対ビックリするくらい)に大きいですし、椅子は一般的なものより傾斜が付いていて首も痛くならないし、左右の間隔も空いていたので、ゆったり過ごせたのが印象深いです。
何より「プラネタリウムの空間」って居心地が良くて眠くなっちゃうんです。(←おいおい)
※でも、冗談を抜きにして不眠症の方とかは一度試してみて欲しいと思うのです。
普段見上げれば当たり前にある星空ですが、プラネタリウムの解説員さんが説明することで、こうも面白く感じるんだなぁ~と趣深いです。
私の場合は、「コスモプラネタリウム渋谷」に行って、“伝説のプラネタリアン” 村松さんの解説だったので、なおさらだったのかもしれません!
ご家族やカップルだけでなく、一人インスピレーションを求めて訪れるのも良いでしょう。
番組がいくつか常設されていると思うので、訪問される前にサイトなどで調べておくと良いでしょう。
結び
叶えたい夢を「流れ星に願う」というのは素敵。
「夢を叶えるためにはうつむいてちゃダメ。上を向いて頑張ろう!」って教えてくれているみたい。