『当確師』は選挙に興味のない人にも分かりやすい

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作品情報:当確師

基本情報

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題名当確師
原題当確師
原作真山仁
プロデューサー三輪祐見子(テレビ朝日)
中川慎子(テレビ朝日)
中沢 晋(オフィスクレッシェンド)
脚本羽原大介
演出常廣丈太
製作オフィスクレッシェンド
選曲稲川壮
製作会社テレビ朝日
製作国日本
公開年2020年
話数全1話
出演者香川照之
檀れい
杉本真子
高橋克実
奥貫薫
矢島健一
木場勝己
村上航
川島潤哉
信太昌之
岡山天音
黒川智花
野間口徹
越村公一
井上肇
小松利昌
九十九一
吉田ウーロン太
竹森千人

あらすじ

主人公・聖達磨(ひじり たつま)は当選確率99%を誇り、“当確師”の異名を持つ敏腕選挙コンサルタント。

そんな聖に、旧知の仲である衆議院議員・大國克人から依頼が来る。
全国から注目を集める市長・鏑木次郎の当選を阻止してほしいと……。

感想:当確師

感想

主人公が関口で、第三者視点で『当確師』の聖を描くかと思いきや、聖目線でストーリーが動いていきます。
依頼者の票をかき集めるヒューマンドラマかと思ったら、相手を蹴落とす詐欺師まがいのやり方。
でも、法に触れることはしない。

導入から面白い!!

大國から依頼を受けた後、ストーリーが動き出します。
誰が味方で誰が敵なのか? 誰の入れ知恵なのか?
と楽しめる展開。ワクワクします。

それにしても岡山天音さん演じる関口が良いキャラ。
タバスコの時をはじめ、表情が豊かです。
関口が素人的な位置づけ。
視聴者目線で選挙に関する質問を聖にするので、ストーリーが分かりやすい!
政治に興味が無くても、楽しめる配慮がされているのが好印象。
選挙に興味がない世代にも見てほしい、楽しんでほしい。
という想いが込められているのかな?

十秒も映っていないような資料のハンコが「おじぎ印」になっていました。
しっかり作ってあるなぁ。
昔を穿り返して、あらを探して、蹴落として……。
清廉潔白な聖人君子じゃないと政治家にはなれないのかね~。

他人の心は分からないからねぇ。
ほんと難しいよね――。

檀れいさん演じる黒松幸子の最後のセリフ「いつ?」は卑怯だわ。
あの表情も含めて、心奪われたのは私だけじゃないはず!

過去のストーリーも観てみたいなぁ。
当選確率99%になった理由(1%の落選)って何なんだろう……。

そういえば大人になって、地域行事に参加したことない。
豚汁おいしそうだった。
作中のピザに、パスタに中華料理、毎回美味しそうなのよ。

最後の感想が食べ物かよ!

結び

主人公の聖達磨を演じる香川照之さん。
役柄上仕方ないんだけど、表情怖い! けど、好きだな~。

野間口徹さんを初めて知ったのはサラリーマンNEOだったなぁ。
柔和な印象の野間口さんがバイプレーヤーとして、強面の香川さんのキャラを引き立ててる!

檀れいさん、奥貫薫さんの二人は、立ってるだけで絵になるな。
美人すぎるわ~。

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