ハッカー漫画と言えば『BLOODY MONDAY』でしょ!

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作品情報:BLOODY MONDAY

基本情報

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書籍名BLOODY MONDAY
著者原作:龍門諒
作画:恵広史
原作
原作者
キャラデザ
ページ数1巻:191ページ
2巻:191ページ
3巻:191ページ
4巻:191ページ
5巻:191ページ
6巻:191ページ
7巻:191ページ
8巻:191ページ
9巻:207ページ
10巻:199ページ
11巻:215ページ
発売日1巻:2007年08月17日
2巻:2007年09月14日
3巻:2007年11月16日
4巻:2008年02月15日
5巻:2008年04月17日
6巻:2008年07月17日
7巻:2008年09月17日
8巻:2008年11月17日
9巻:2008年12月17日
10巻:2009年03月17日
11巻:2009年05月15日
出版社講談社
レーベル週刊少年マガジンコミックス
ASIN1巻:B009KWTAP0
2巻:B009KWTAYQ
3巻:B009KWTB3G
4巻:B009KWTB4K
5巻:B009KWTBBI
6巻:B009KWTBK4
7巻:B009KWTBOK
8巻:B009KWTBX6
9巻:B009KWTC44
10巻:B009KWTC5I
11巻:B009KWTC7Q
ISBN1巻:978-4063638745
2巻:978-4063638950
3巻:978-4063639193
4巻:978-4063639551
5巻:978-4063639780
6巻:978-4063840155
7巻:978-4063840469
8巻:978-4063840698
9巻:978-4063840773
10巻:978-4063841152
11巻:978-4063841398
状態完結
巻数全11巻

あらすじ

日本の高校生天才ハッカー・高木藤丸が主人公。

父の勤める「日本を秘密裏に守る機関『THIRD-i(サードアイ)』と協力して、ハッキング能力を駆使しながら犯罪者たちに立ち向かう物語。

感想:BLOODY MONDAY

感想

<本記事ではSeason1を対象にしています>

ドラマ版は何度も観ました。
好きな女優さんである吉瀬美智子さんが出てるからね。
なので、吉瀬さん演じる折原マヤが出てくるSeason1ばかり見て、出演がほとんどないSeason2は1回観たかどうかで覚えていない……。

さて、コミックの感想。
大筋のストーリーはドラマと同じですが、やはり少し違いました。
コミックの要点を抜き出したのがドラマというイメージで、コミックの方がストーリーが多くて細かく描かれている印象を受けます。(ストーリーがド派手なのは、ドラマの方だと思う。)

ハッキングの能力がえぐすぎるのよ。
むしろ、やってることはクラッキングなのよ。
フィクションでも、ペンタゴン(アメリカ国防総省)とかにハッキングするとかって話は面白いよね。

ドラマ版を観てるから、裏切り者も黒幕も知っている。
その状態でなおも面白いと感じる素敵な作品。
「あれ? 黒幕の正体ってどこまで引っ張るの?」という不思議な感覚を持ちながら読んだ作品は初めてかもしれません。

更には黒幕の母親は、あんたなのかよ!
という新たな発見・驚きまでありました。(油断してた分、驚きが大きいのよ。)
こういうことがあると、原作読むってのは大事だな~と思いますね。
本作は「どんでん返し」も面白ポイントの一つですからね!

ちょっと、話が変わりますが好きじゃないキャラクターの死に対して、まぁ~何も感じない。
最初に登場したTHIRD-iのスパイとか、友人の〇〇とかね。
なんなら、主人公の妹・遥が死んでも何も感じない気がする。(←え?)

なんでだろう。本作の見るべきポイントがちょっと違うのかな。
宗教とかテロとかの話だから、そりゃ死ぬよね。 って感覚。
『名探偵コナン』とか『金田一少年の事件簿』『探偵学園Q』と同じ。
キャラクターの死が「ストーリーの材料」と頭の中で勝手に思っているのかもしれない……。

一方で「加納さん&南海さん」が好き! カッコいいよね!
それを支える霧島さんの懐の深さも良いんだけど、やっぱり現場で活躍して「高校生」を子供じゃなく一人の人間として信用するってのも感慨深い。

Season2以降、この2人(加納さん&南海さん)に注目しながら読むことにします!

IT業界のアレコレ

最近では「ホワイトハッカー養成講座」みたいなのがあるけど、お金払って勉強してこのレベルになるなら価値があるとおもうのよ。

でも、ITの世界って「日進月歩」に「いたちごっこ」の世界。
立ち止まるとすぐに置いていかれるからね。

「仕事=生き方」くらいの感覚で、プライベートでもITの勉強を欠かさない人や、好きでプログラムを組める人じゃないとね。興味本位で選ぶにはIT業界はツライと思う。
(いや、どの業界もそうだよ! とお叱りを受けるかもしれませんね。)

そうやって技術動向をつかんでも、一定以上経験を積むと管理する立場になるので、自分でプログラムを書くとか手を動かす機会はドンドン減っていく。。。

プログラマ35歳定年説ってさ、「技術に置いてきぼりになるケース」と「管理職になるからプログラミングできなくなるケース」があると思うの。

技術に置いてきぼりになるケース」は目も当てられない。
今まで会社を支えてきたんだろうけど、使い物にならない。お荷物と呼ばれても仕方ないです。
「COBOLはできるんだよ!」とか「メインフレームの頃は~」と言っても、今は時代が違うんですよ。
でも、こういう方々の思い出話って面白いのよ!

金融系とかさ、いまだに汎用機(メインフレーム)を使っているところはあると思うので、スキルとマッチすれば輝けるんだろうけど、需要と供給のバランスからお荷物扱いされちゃうのよね。。。

管理職になるからプログラミングできなくなるケース」は仕方ない感じです。
管理職にならないと給料が上がりづらいですし、開発はオフショアや下請けに投げるというのも多いですから。

そのため、仕事ができる人で下請け企業に勤める人は「35歳を超えても、バリバリ現役でプログラム組んでる」のが実態です。
また、「管理職が嫌だ!」と言って、大幅な昇給を捨ててプログラマ兼システムエンジニアをしている人も多いです。

求人で「ホワイトハッカー」と称するものが散見されるけど、仕事する時は「ホワイトハッカー」じゃなくて「セキュリティエンジニア」と呼ぶのが一般的です。
(攻撃手法を知らないと守れないからハッカーを求めるわけです。)

私はシステムエンジニア(兼リードエンジニア)なものでツラツラ書いてしまいました……。

マジレス乙。というやつですね。(←死語)

結び

ドラマの方のキャスティングが好き嫌いで言うと「8割は100点、2割は0点」みたいな感じだったのです。

「誰が0点か?」ってのは、ドラマ版で感想記事を書くことがあれば触れようと思います。

コミックの続きですが、この記事を書き終えてから「Season2 ~絶望ノ匣~」を読む予定です。

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