作品情報:V
基本情報
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題名 | V |
原題 | V |
原作・原案 | ケネス・ジョンソン |
企画 | スコット・ピータース |
監督 | イヴ・シモノー デビッド・バレット ブライアン・スパイサー フレデリック・E・O・トーイ ディーン・ホワイト ジョナサン・フレイクス ロバート・ダンカン・マクニール ボビー・ロス |
作曲 | マルコ・ベルトラミ |
製作会社 | ザ・スコット・ピーターズ・カンパニー HDフィルムズ ワーナー・ブラザース・テレビジョン |
製作国 | アメリカ合衆国 |
公開年 | 2011年 |
話数 | 全10話 |
出演者 | エリザベス・ミッチェル モリス・チェスナット ジョエル・グレッチ ローガン・ハフマン ローラ・バンダーボート モレナ・バッカリン スコット・ウルフ クリストファー・シャイヤー チャールズ・メジュール マーク・ヒルドロス ロアーク・クリッチロー スコット・ハイランズ ジェーン・バドラー レカ・シャルマ マーティン・カミンズ ブレット・ハリソン ニコラス・レア トリニティ・ジャーマン ジェイ・カーンズ ザック・サンティアゴ オナ・グラウアー オデッド・フェール サマンサ・フェリス カル・ウェーバー チャールズ・シン カッシア・メイ・ブラウン チャーリー・キャリック カルメン・アギーレ ジョナサン・ウォーカー マーク・シンガー ジャロッド・ジョセフ チルトン・クレーン ネルソン・ウォン リッキー・プロスパー キーガン コナー トレーシー ダグラス・チャップマン ディーン・レッドマン フレッド・キーティング アッシュ・リー ピーター・シウファ ジェイミー・モーティマー・ラム ミランダ・フリゴン マイケル・パトリック ティーチ・グラント ピーター・ブライアント ジョン・ショウ ケビン・カザコフ タネッサ・ホロモン キャシディ・マーラー エルフィナ・ルック ショーン・タイソン フランソワーズ・ロバートソン ケネディ・クレメンツ マーニー・エン ジャッキー・ブラックモア ジョディ・バルフォー トム・ピケット クリストファー・ローザモンド レネ・ワン ガーネット・ハーディング ブレント・マクラーレン エイドリアン・ホームズ ジェイコブ・ブレア アレックス・ホルツ ダーシー・ハインズ ジョン・ポール・マクグリン デビエル・ジョンソン シェニエ・フンダル レスリー・ユーエン リンダ・キー ウィリアム・S・テイラー ラース・アンダーソン アリソン・アラヤ ジェイソン・ボードイン マイケル・カール・リチャーズ ベサニー・ブラウン ハリソン・シュウ トム・マクニール キャメロン・K・スミス ジュリア・ローデス ロブ・コンプトン |
あらすじ
突如現れたビジターと呼ばれる地球外の知的生命体。
自身の子供を殺され怒りの感情を露わにしたビジターのリーダー・アナ。
その力により地球全土の空が赤く染まった――。
感想:V
感想
ビジター V.S. FBI&第五部第の全面戦争を期待した今作。
序盤の<赤い雨>で顔が溶けるシーンでワクワクしたのも束の間で夢落ち……。
<赤い雨>は環境汚染を防ぐという名目で、実際にはビジターの繁殖環境を整えるというもので、直接バチバチ戦闘しなかったのは残念ポイント。
一方で生まれてきた赤ちゃんや、ビジターの中身がシーズン2では直接映っただけで満足です!
皮を剥ぐとどうなるか? なども解説されていましたし、シーズン1の答え合わせのように始まったシーズン2。
前作に加えて新しいキャラクターも登場しつつ、第6話……。
あるキャラクターの死と引き換えに、主人公・エリカ・エバンスの疑いが晴れるシーンからこの回のラストまでの流れ。
「いや、そうなるんかな?」とは思ったけど、「うわ~。」ってなるなぁ。
そして、シーズン1のアナの激昂に対比するかのように、エリカの激昂で第6話を終える。
アナと違うのは、エリカは周りの意見を聞き、周りと共に進もうとすること。
(<血の雨>を降らせるが<赤い雨>と対になっているのかな?)
こっから後4話でどうまとめるの? と期待半分、打ち切り怖さが半分です。
そして、そこからエンディングに向けて一気に話が進んでいきますね。
裏切りの裏切り、記憶喪失者が記憶を戻すなどが霞んでしまうほどの展開――。
最終話に至っては、ずーっと、「いやいや……」「いやいや……」って心の中で叫びながら観ることになりました。
結局のところ、シーズン1のラストの時点で「運命は決していた」わけね……。
人間とレプタリアンのハイブリッドであれば、「レプタリアン・人間」の両方に対して祝福(一種の洗脳)を掛けることが出来るという設定は良かった。
それでもね、ハイブリッド=感情を持って生まれた事により、嘘の情報で恨んで実の父親であるライアンを……は呆気なさ過ぎたよ。
それに続くようにして、息子・タイラーが死を迎えるのもね。
更には、「祝福パワーでV側の勝利です。主人公・エリカ以外の人類は洗脳されました。はい、終わり」は解せぬ……。
そもそも、タイトルの「V」には「Visitor(ビジター)」以外に「Victory(勝利)」とかもかけていたのかな?
別に決着がつかなくてもいいし、人間側の勝利じゃなくても良いんだけど、人間サイドの視点をメインとして展開されるストーリーだから、人間サイドに自然と肩入れしていた分、「はい~?」となるエンディングでした。
続編は無いみたいだから、人間完敗で終わりなんだけど……。
そもそも、第五部隊のレプタリアンは祝福が効かないし、主人公・エリカも祝福は効いていない。ということは、身構えれば防げるものかもしれない。
ダイアナ→アナから続く系譜が、この先どうなるか? というのも描けるだろうし、父親が人間で母親がレプタリアン(ビジター)のハイブリッドも生まれていない。
ただ、ハイブリッドの強さは異常よね……。母船の中で力使うだけで世界各地の人を手中に収められるんだもの。これに対する対抗策も含めて、色々、描かれていないから残念でならないなぁ。
ビジターは、人間と直接的な戦闘をあまりしないんだけど、人間同士の戦いに介入してくるあたり<高度な知性>と言えるよね。
これまでの洋画から言えば、人間 V.S. エイリアン で直接戦闘する作品が多かったから新鮮でした!
(実は本ドラマは、1980年代に製作されたもののリメイクというのは観終わった後で知りました……。)
結び
私が気付かないだけで、レプタリアンは本当に世界にいるかもしれない。
一般市民の私が知らないだけで……ね?