作品情報:わんるーむ
基本情報
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書籍名 | わんるーむ |
著者 | 三ツ森あきら |
原作 | – |
原作者 | – |
キャラデザ | – |
ページ数 | 1巻:187ページ 2巻:187ページ 3巻:187ページ |
発売日 | 1巻:2002年07月15日 2巻:2003年04月15日 3巻:2003年09月13日 |
出版社 | 講談社 |
レーベル | 少年マガジンコミックス |
ASIN | 1巻:B075F1F1WR 2巻:B075DYG3P4 3巻:B075F12HWD |
ISBN | 1巻:978-4063631296 2巻:978-4063632316 3巻:978-4063632927 |
状態 | 完結 |
巻数 | 全3巻 |
あらすじ
ラブラブな恋人同士・三宅猫夫と安部シニアがワンルームマンションで織り成す大人向けギャグマンガ。
感想:わんるーむ
感想
紙版は2002年~2003年の発売で、およそ20年前の作品。
Amazon Kindleで電子書籍として読むことが出来ることがありがたいですね~。
下ネタ多めの少年誌のエロ枠って言うのかな?
下ネタだけじゃなくて、時事ネタも少しあるんですよね。
それが懐かしいのと、今に繋がるようなものもあって驚くこともありました。
作中に「小泉総理やカルロス・ゴーン」って発言があるのです。
カルロス・ゴーンさんと言えば、2019~2020年ごろ? に世間を騒がせた人ですからね、その人物名が2002年の作品で出てくるってのが、時代を超えたおどろきがあります。
自分の価値観が変わって子供の頃に読んでいた当時とは、きっと違うことを感じてるんだと思います。(当時、この作品を読んでどういう事を感じたか……は覚えていません。)
日常会話で下ネタを話してくる人は嫌悪するのですが、こういう風に作品として切り出されたら楽しめるのです。
個人的には、1巻の「葵ちゃん初登場」と「テルテル坊主」が好きなんですよね。(「テルテル坊主」は下ネタ関係ないわ。)
本作の登場人物で好きなのは、やっぱり葵ちゃん。
2巻表紙を堂々と飾っている訳ですが、とっても可愛いのよね。
2巻ラストでは、葵ちゃんメインでストーリーが展開されるわけですが、これが良いんですよ。(かわいい。)
3巻では、打ち切りということを作中で語っています。
担当編集まで作品内に登場し、担当編集が原稿にコーヒーをこぼした……なんて裏話も語られています。
エンディングが2段構えになっていて、1つ目は第二部終了の「すごく冷めたエンディング」。
その後に更にエンディングがあって、「本編から3年後の話」が描かれています。
3年後が幸せかと言われると……。
大人になって読むと、懐かしさも相まって感慨深かったです。
懐かしい作品ってあるよね。
当時、小学生~中学生くらいの私が単行本を購入していましたのが思い出深いです。
あの頃の「~なのだ」という語尾で思い出すのは、本作の「シニア」や『金色のガッシュ!!』のガッシュ・ベル、『とっとこハム太郎』のハム太郎がパッと思い浮かびますね。
後に続くのが、『にこにこぷん』のぽろりや、『学級王ヤマザキ』のヤマザキでしょうか。
あ~懐かしい。
中学~高校時代に読んだ作品は、結構覚えているものです。
細かいストーリーは忘れているんだけど、表紙や登場人物の絵を見ると急に記憶が戻るんだよね。
Kindleでどこまで発売されているのか分からないけど、色々調べてみようかしら?
『どりる』とか『美鳥の日々』とか『星のカービィ デデデでプププなものがたり』とか、ジャンプで言えば『なんだかコワレ丸』とか――懐かしくて読みたい作品が頭をめぐる。
本作は、そんな過去を思い出す良いキッカケになりました。
結び
私が子供の頃に購入して読んでいた雑誌は、「サンデー」「マガジン」「コロコロコミック」なのよ。
王道というか周りで人気の「ジャンプ」を通っていないから、アラサーでは稀有な存在かもしれない。
だから、昔のジャンプ作品では<懐かしさ>を感じないのよね。