アニメ『メジャー』シーズン2の海堂学園高校編が面白い

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作品情報:メジャー(MAJOR)

基本情報

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題名メジャー
原題MAJOR
原作満田拓也
監督カサヰケンイチ
シリーズ構成土屋理敬
脚本中村能子
吉岡たかを
土屋理敬
静谷伊佐夫
キャラデザ大貫健一
美術監督徳田俊之
撮影監督佐藤太郎
オフライン編集坂本雅紀
音響監督高桑一
音楽朝倉紀行
主題歌オープニング:ロードオブメジャー/さらば碧き面影
エンディング:MAY/WONDERLAND
エンディング:ザ・ルーズドッグス/しょぼい顔すんなよベイベー
プロデューサー古市直彦
光延青児(アニメーション)
アニメーション制作スタジオ雲雀
NHKエンタープライズ
製作NHK
小学館集英社プロダクション
製作国日本
公開年2005年
話数全26話
出演者森久保祥太郎
森田成一
笹本優子
太田哲治
宮下道央
松林大樹
野田順子
宮田幸季
茅原実里
長谷川歩
武内健
桐井大介
廣田行生
武藤正史
大原さやか
荻原秀樹
河杉貴志
下山吉光
咲野俊介
河野裕
古屋貴史
阪口大助
川上貴史
三宅健太
森伸
久嶋志帆
東地宏樹
保村真
川野剛稔
伊藤和晃
茂木滋
並木伸一
中村大樹
後藤哲夫
白熊寛嗣
藤田圭宣
三本政樹
前田敏子
高瀬右光
竹本英史
三宅華也
野島裕史
伊藤龍
谷山紀章
谷口祐貴
後藤哲
くまいもとこ
楠大典
加藤優子
山口隆行
櫻井孝宏
本井えみ
伊東久美子
飯島美春
大浦冬華
石井隆夫
逢坂力
川島得愛
斎賀みつき
星野充昭
平松晶子
吉野裕行
川田紳司
河本邦弘
青山桐子
遠藤久美子
はなわ
鉄拳
成田紗矢香
中嶋聡彦
田端裕人
柿原徹也
田中完
鈴木菜穂子
米澤円
土田大
神裕之
徳本恭敏
水島大宙
坂口候一
茂木優
赤城進
羽多野渉
吉川友佳子
恒松あゆみ
櫨山めぐみ
西川葉月

あらすじ

主人公・吾郎は父親をプロ野球選手に持ち、自身も野球が好きな少年。
そんな吾郎の半生が描かれた野球アニメ。

シーズン2では、「三船東中学校~海堂学園高校編」の模様が描かれる。

感想:メジャー(MAJOR)

感想

本記事は、「シーズン2」を対象としています。

前作から4年後のお話。
中学3年になった吾郎はストーリーで描かれていないところで右肩を壊しているという不幸。
さらには、トシ君までもが不幸を背負っているという、不幸のバラエティボックスの本作。

特に、第6話のラストに闇落ちしたトシ君はかなり印象に残っている。
シーズン1から、トシ君の性格の悪さみたいなものは描かれていたけれど、裏があって怖いのよ。

でも、トシ君のおじいちゃん・おばあちゃんが良い人すぎる。
老齢でトシ君を受け入れるという事もそうだし、「子供の進みたい道を歩ませてあげたい」と言えるのは素敵。
それに報いるためのトシ君の行動も良くて、人間出来てるなぁ~と感心させられます。
金銭的に負担をかけたくないから、バッティングセンターを手伝って対価として施設を使わせてもらう。

まだ中学生だよ?

2年前って言ってるから中学1年の途中――そこから、毎日続ける精神力よ。
受け入れるバッティングセンター側もそうだけど、周りの人に恵まれてるよね。
これもトシ君自身の努力や人柄の良さがあってのことなのかな?

本シーズンは、1~13話が三船東中学校編 、14~17話が海道学園高校・夢島編、18話以降が夢島を終えたあとの海道学園高校編で構成されています。
公式では「夢島編」なんて区切りはないのですが、個人的に夢島の「陸人魚(おかにんぎょ)」とか「大文字焼き」みたいな特訓シーンが好きなのでメモ程度に記載しました。

シーズン1の時はどうだったか覚えていないけど、シーズン2の「音」がすごい良くなっている気がする。
「左右がズレてる」というと聞こえが悪いけど悪い意味じゃなくて、左右でちゃんと別の音が聞こえるため臨場感が凄いんですよ。
BGMでも感じるんだけど、分かりやすいところで言えば「特待生チームとの試合のウグイス嬢」とかかな?

個人的に特待生チームの投手・阿久津が好きなんだよね。
「ナックル使い」という特質さもそうなんだけど、退部勧告された時のショボーンという感じがグッとくる。
カッコよさじゃなくてさ、「エンターテイメント作品の“キャラクター”としての個性」が強いのがポイント!

そういう点では、早乙女泰造もいいのよね。
海堂学園高校で、吾郎が道を間違えずに成長できたのは泰造のおかげだよね。
これで二軍のトレーナー

ようやく不幸も収まったかに思ったけれど、シーズンの終わりの方で明かされる「海堂学園高校のマニュアル野球が生まれた理由」。
もうね、原作者さんは不幸が好きなのかね。
身内も死んでし、親に捨てられるし、これ以上あるかね? って感じだよね。
そのうち、小森とか清水、トシ君が死ぬとかではインパクトが弱いから、障害や四肢欠損で“本当の意味”で野球が出来なくなるんじゃないか? と思うほどに不幸が満載。
ホント、色々と心配になるわ。
(四肢欠損は苦手だから、本当に勘弁してくれよ……。)

前回の記事でも書いたけれど、リアルタイムで観ていたのはこのシーズンまで。
次シーズンからのストーリー展開は楽しみだなぁ。

結び

清水を演じる笹本優子さんの声を聴くと、『テイルズ オブ イノセンス』をプレイしたくなった。

ニンテンドーDSでも、PlayStationVitaでもプレイしたなぁ~。
イノセンスをプレイすると、ゲーム主人公を演じる木村亜希子さんの声を聴いてロックマンエグゼのアニメを観たくなるという流れが出来そう。

『テイルズ オブ エターニア』も一緒に、Steamでリメイクされないかしら?

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