作品情報:メジャー(MAJOR)
基本情報
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題名 | メジャー |
原題 | MAJOR |
原作 | 満田拓也 |
監督 | カサヰケンイチ |
シリーズ構成 | 土屋理敬 |
脚本 | 吉岡たかを 吉田玲子 土屋理敬 静谷伊佐夫 |
キャラデザ | 大城勝 |
美術監督 | 加藤靖忠 徳田俊之 |
撮影監督 | 佐藤太郎 |
オフライン編集 | 坂本雅紀 |
音響監督 | 高桑一 |
音楽 | 朝倉紀行 |
主題歌 | オープニング:ロードオブメジャー/心絵 エンディング:安良城紅/step エンディング:PARADISE GO!! GO!!/Faraway |
プロデューサー | 古市直彦 光延青児(アニメーション) |
アニメーション制作 | スタジオ雲雀 NHKエンタープライズ |
製作 | NHK 小学館集英社プロダクション |
製作国 | 日本 |
公開年 | 2004年 |
話数 | 全26話 |
出演者 | くまいもとこ 野田順子 笹本優子 釘宮理恵 笹島かほる 石井隆夫 恒松あゆみ 木内レイコ 青山桐子 伊藤亜矢子 飯島美春 咲野俊介 大浦冬華 楠大典 水沢史絵 子安武人 久嶋志帆 遠藤久美子 倖月美和 田原アルノ 松本さち 落合弘治 遠近孝一 河本邦弘 斎藤志郎 相田さやか 喜田あゆ美 宗矢樹頼 樫井笙人 宮寺智子 加藤優子 内田直哉 土屋利秀 日髙のり子 松本大 竹内順子 小林優子 仁科洋平 羽多野渉 松林大樹 櫨山めぐみ 森愛子 藁谷麻美 斎賀みつき はなわ 永澤菜教 篠原恵美 弘中くみ子 斉藤梨絵 重松朋 小林和矢 三本政樹 太田哲治 宮島史年 田中完 おやまだひろこ 園部啓一 筒美奈子 成田紗矢香 米澤円 楠見尚己 加藤亮夫 柳沢栄治 三宅健太 石野竜三 川野剛稔 岡本奈美 |
あらすじ
主人公・吾郎は父親をプロ野球選手に持ち、自身も野球が好きな少年。
そんな吾郎の半生が描かれた野球アニメ。
シーズン1では、「保育園~リトルリーグ」の模様が描かれる。
感想:メジャー(MAJOR)
感想
本記事は、「シーズン1」を対象としています。
初回放送が2004年ということで、19年前の作品。
その当時は、私は中学生かな?
小学生の頃にソフトボールをしていた私は、リアルタイムで観ていたのを覚えています。
ただ、リアルタイムで見ていたのは海道高校くらいまで。
それ以降は観ていないのよね――。
更に言うと、原作コミックも未読です。
さて、アニメ本編の話をすると不幸の連続が凄いね。
母親の死に、父親の死。更には義母が吐血して倒れる
年齢を重ねてから観ると、これは中々にキツイね。
この先を知ってるから言えることだろうけど、本作って「不幸」が多いよね。
「逆境」じゃなくて「不幸」ね。
「手を触って冷たい」という表現がえぐいなぁ。
原作者の満田拓也さんの他作品も読んだことはないんだけど、どの作品もこんな暗い設定がベースになっているのかな?
大人になってから思うことのもう1つとして、ジョー・ギブソンの顛末。
日本で何年も投手を続けたって言ってたけど、そもそも論で「ジョー・ギブソンは過失致死罪/業務上過失致死罪」になるんじゃないのかな?
法律の専門家じゃないけど、たとえ事故死でも「人を殺した」なら何らかの罪に問われるよね。。。
(じゃないと、殺し放題になるよね。)
そもそも、外国籍の人(ジョー・ギブソン)が就労ビザで日本に来ている状態で、罪を犯した場合の扱いはどうなるんだろう?
逮捕されるとしても、起訴されるもんなのかな。それとも、逮捕時点で強制送還になるんかな。
でも、作中では投手を続けたって言ってるし、在宅起訴で罰金刑になったってことなのか?
更に言うと、義母・桃子なのか伯父・義治が、死亡慰謝料を請求しなかったのかな。
逸失利益(本田茂治が生きていたら稼いでいたであろう収入に対する補償)も請求できるんじゃないかな。
と、本線と関係ないことが頭を駆け巡って集中できない……。
(MBTI診断でINTJ型と診断された私の悪い所ですね。)
幼少期(1~6話)については、ふわーっと流してリトルリーグ編(7話~)がメイン!
小学1~3年のストーリーが無いんだけど、小学4年のタイミングで引っ越してきたのかな?
回想シーンで、トシ君に引越しするって言ってるけど戻ったタイミングが分からないのよね。
だから、7話の会話のちぐはぐが凄かった。
あれ、このキャラクター達には「過去が無いの?」というくらい、キャラクターのセリフが浮いてる。
それは置いといて、小森が良い奴なんだよね。
シーズン1の登場人物では一番好きなキャラクター。
度量が大きくて、空気が読めて仲間想い。素敵よね。
本作はあくまで「吾郎の半生を描く物語」だから、野球の練習や試合のシーンって思ったより少ない。
(そして、ストーリーは不幸多め。)
――海道高校編の途中まではストーリー知っているので、あまり気に留めずサクサク行きましょ。
女優・お笑い芸人を声優としてキャスティングしている点
声優経験のない女優さんやお笑い芸人さんをキャスティングする点については、様々な意見があると思うんだけど私個人としては好きになれない。
だって、声優さんって「声で演じることのプロ」として勉強して、経験を重ねてプロになってると思うんです。
マルチタレントとして、これから「声優の道“も”歩む」ならば良いのですが、政治的な思惑や面白半分で「この作品にだけ」と限定的なキャスティングされるのは嫌い。
声優として努力しても役をもらえない人がいる中で、声優として何の努力もしていない人がキャスティングされる。
この異様な状況が好きになれないんだと思う。
声質が合ってれば良い――という考え方もあるんだけれど、やっぱり好きになれんのよね。
アニメという作品を壊すことにしかならないじゃん。
アニメとしての完成度を優先するなら、「あってはならない」レベルだと思うの。
ただ、スポンサーや収益とかを考えると「完成度」よりも「売れる/話題になる」を優先しないといけないこともあるだろうし、難しい問題だよね。
結び
誰かに出会うことで人生が変わる――ってあるかな。
自分には無いような気がする。
潜在的に影響を受けてるのかもしれないけれど、自分の人生は常に自分で決めてる!