作品情報:デスマーチからはじまる異世界狂想曲
基本情報
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題名 | デスマーチからはじまる異世界狂想曲 |
原題 | デスマーチからはじまる異世界狂想曲 |
原作 | 小説 :愛七ひろ コミック :あやめぐむ キャラデザ:shri |
監督 | 大沼心 |
シリーズ構成 | 下山健人 |
脚本 | 下山健人 |
キャラデザ | 滝本祥子 |
美術監督 | 加藤浩 坂上裕文 |
CG監督 | 濱村敏郎 |
色彩設計 | 岡亮子 |
撮影監督 | 廣岡岳 |
オフライン編集 | 山岸歩奈美 |
音響監督 | 郷文裕貴 |
音楽 | 高橋邦幸 MONACA |
音楽制作 | DIVE II entertainment |
主題歌 | オープニング:Run Girls, Run!/スライドライド エンディング:Wake Up, Girls!/スキノスキル |
プロデューサー | 村上貴志(兼 音楽) 荒川友希子 瀬戸優 渡瀬昌太 落合剛 大和田智之 清水陽介 塩谷佳之 菊池洋平 田部谷昌宏(アニメーション) |
アニメーション制作 | SILVER LINK. CONNECT |
製作 | デスマ製作委員会 |
製作国 | 日本 |
公開年 | 2018年 |
話数 | 全12話 |
出演者 | 堀江瞬 河野ひより 奥野香耶 津田美波 悠木碧 高橋李依 早瀬莉花 永野愛理 安野希世乃 久地岡涼菜 後藤邑子 山谷祥生 佐藤聡美 高橋伸也 長野佑紀 衣川里佳 田中進太郎 厚木那奈美 小若和郁那 狩野翔 末柄里恵 天田益男 浜添伸也 森永千才 伊瀬茉莉也 田中美海 定岡小百合 興津和幸 小林康介 浜田洋平 上田燿司 三宅健太 関幸司 楠大典 後藤ヒロキ 兼政郁人 |
あらすじ
プログラマーの鈴木はプロジェクトが輻輳・炎上してデスマーチの最中にあった。
仕事が一段落して仮眠を取った時、異世界に転移していた。
そこは開発・デバッグしていたゲームのような世界。
容姿は高校生のころまで若返り、名前も普段テストで利用しているサトゥーになっていた。
感想:デスマーチからはじまる異世界狂想曲
感想
日曜日だからか~って、土曜日の時点で気づかなかったのかな……。
もしかして、初めてのデスマーチだったのかな?
エレベーターのボタンがおかしい気がするけれど、あのようなエレベーターがあるのかな?
そのエレベーターの時の会話も違和感だらけだった。
「納品間際に新人がバックレた。」って、納品間際なら「新人」がやることなんてないんじゃないの?
新人がプロマネやってたならまだしも、プログラマが尻ぬぐいするんだから、その程度の役職なんでしょ。
だとしたら、なぜ「納品前」にPGとかデバッグやってんの?
まぁ、こういう「なんで?」の連続がシステム開発でもあるからなぁ~。
※別の記事でも触れたはずですが、私は現役のシステムエンジニア兼プログラマです。
クラスの入出力にコメント付けて、ドキュメント作ってからバグ調査っておかしくね?
そもそも、納期間際って言ってるのに全クラスのソースを触るって、たとえコメントでも差分チェックやPT量がえげつないでしょ。
テストを自動化してるなら、そのコードを書く余裕を本体製造に回すと思うんだよね。
納品間際でバグ発覚なら、ドキュメント整備以前にソースを直で追っかけて改修して、その後で差分からドキュメント逆起こしすると思うんだけど、ゲーム業界ではドキュメント整備してからバグ追うの?
セリフと状況と、主人公の感覚がズレてる気がして気持ち悪い! が第1話の冒頭10分での感想。
でも、異世界転移・転生ものはファンタジー部分が重要だからスルーしておきましょう。
ゲームクリエイターが夢を見ているイメージということで、スキルを使ったり獲得したりする度に表示がでる点や、ゲーム画面やHUDのような表示が、本アニメの特徴でしょう。
ですが、その表示が小さくて読めねえ。
大型テレビで見れば読めるのかもしれないけれど、私の環境だと画面下部の称号が小さすぎて潰れて見える。
宿では「看板やメニューが文字で書かれている」から、識字率の高さをアピールしているのかな?
平民でも、宿を使うような他の街の人でも同じ言語を利用しており、かつ、その人たちの多くは文字が読めると。
一方で料理の食リポや値切りのシーンを差し込んでる目的が分からなかった。
世界観を構成する要素ってだけでなんの伏線にもなっていない? から、全てに対して理由をもとめちゃダメなのよね。
主人公がプログラマだからと言って、無駄を除外した合理性に特化したストーリー運びって訳でもないし、無くても成立しそうな描写が山のように入っているのも本作の特色かも。(←これも好きじゃない。)
「狂想曲」というタイトルを回収するのはアニメでは無理だろうから良いとして、ストーリーが合わない……。
ご都合主義とかそういうのじゃなくて、スローライフでもなければ、バトルでもなくて、オリジナルのファンタジースト―リーが自分に合わないのかも。
主人公がプログラマだから、思考や行動が合理的か? と言われると、そんなことないのもマイナスポイント。
加えて、タイトルでハードルが上がったから、面白くないと感じるんだろうなぁ。
スローライフかバトルかどっちかに寄ったら良いのにな~という感想になっちゃう。
今後、展開変更されることはないだろうけど、ストーリーは変遷していくから、今後に期待したいと思える作品ですね。
歌はね、オープニングもエンディングも好みじゃないので触れません。
声優さんについては触れておこうかと思ったけれど、本作に関してそこまで熱量をもって記事を書けないのでやめておきましょう。
しいて書いておきたいのは、ポチ(河野ひより)、タマ(奥野香耶)、リザ(津田美波)の3人組は声が可愛かったね。
面白くないわけじゃないけれど、ストーリーが好みでは無かったかな。
結び
デスマーチとか懐かしいね。
コンプライアンスが騒がれる世の中になってから、あんまり残業してないなぁ。