『新米錬金術師の店舗経営』ロレアちゃんかわいい！

作品情報：新米錬金術師の店舗経営

基本情報

あらすじ

師匠・オフィーリアから王立錬金術師養成学校の卒業祝いに「お店」をもらった新米錬金術師・サラサ。
設備は揃っており破格の値段であったが、それは王都から馬車で1ヶ月離れた辺境の村にあるのだった。

感想：新米錬金術師の店舗経営

感想

原作小説、コミックともに未読です。

１話Ａパートが重い。ひたすら重い。
師匠との邂逅だけであれば、もっと後から始めればよいものを主人公・サラサの幼少期から成長するまでを第１話で丸ごと使ったのは挑戦的だと思いました。

ただ、かわいい「絵」と「声」がこれから期待できるという点は十分に理解できたため、１話切りされる心配はないと思ったのでしょう。
主人公の声が、『放課後ていぼう日誌』でおなじみの高尾奏音さんですからね。

そして、（１話ラストで姿を見せて）２話から登場するロレアちゃん。かわいい！
最終話が特に良かったですね。

ロレアちゃんの声がどこか『きんいろモザイク』の九条カレンを彷彿とさせる……。
でも、九条カレンを演じた東山奈央さんよりも、もっと幼いような声質。
ですが、金田朋子さんや諸星すみれさん、久野美咲さんのように「幼すぎる」まではいかない。

どこかで聞いたことあるけれど、どのキャラクターだったかな？

アニメを観終わっても思い出せず、アニメを観終わってから調べたら木野日菜さん。
『彼方のアストラ』のフニシアだった！

どうりで声を聞いたことある訳だわ。好きな作品だもの！　（←じゃあ気づけよ）

ストーリーについては、異世界転生かと思ったらハイファンタジーだった。

なろう系の流行も変わりつつあるのかな？
私個人としては、「ハイファンタジー」でも「ローファンタジー」も「異世界転生・転移」でも面白ければ何でも良いです。はい。

ただ、百合押しのご都合主義感は否めないし、ストーリー自体はあまり好きじゃない。
きっと、キャラクターが「あの可愛い絵」じゃなければ、歯牙にもかけない作品だったと思うの。

「店舗経営」とあるけれど、実質的には「スローライフ」になっているのも気になります。
申し分程度に最後に「収支」を載せているのと、作中で「店舗経営」をやたら推してくるけれど、そこまで踏み込んだ内容ではないので肩透かし感がすごかった。
本作のタイトルが＜新米錬金術師のスローライフ＞だったら、そんなことも無かったんだろうけどね……。

面白くないわけではない。
でも、もう一度観たいとか、原作・コミックを購入したい！　とまではならない。
そんな印象かな？

私は、斎賀みつきさんの声が主要キャラクターで聴けた時点で満足です。

結び

「異世界転生」「異世界転移」以外の作品も増えてきたのだろうか。

それとも、まだまだ人気なのかな？