作品情報:CHUCK/チャック
基本情報
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題名 | CHUCK/チャック |
原題 | Chuck |
原案 | ジョシュ・シュワルツ クリス・フェダック |
製作総指揮 | ジョシュ・シュワルツ クリス・フェダク フィル・ラウディシナ ロバート・ダンカン・マクニール マックG |
音楽 | ティム・ジョーンズ |
主題歌 | Cake/Short Skirt/Long Jacket |
製作会社 | College Hill Pictures Wonderland Sound and Vision Warner Bros. Television |
製作国 | アメリカ合衆国 |
公開年 | 2010年 |
話数 | 全24話 |
出演者 | ザカリー・リーヴァイ イヴォンヌ・ストラホフスキー ジョシュア・ゴメス ヴィク・サハイ スコット・クリンスキー サラ・ランカスター アダム・ボールドウィン ライアン・マクパートリン マーク・クリストファー・ローレンス ボニータ・フレデリシー メケナ・メルビン リンダ・ハミルトン スコット・バクラ ティモシー・ダルトン ローレン・コーハン ミニ・アンデン クレア・キャリー リチャード・バージ モーガン・フェアチャイルド ロビン・ギブンズ レイ・ワイズ ジョシュア・ラッシュ タミエコ・マーティン アルマン・アサンテ ゲイリー・コール ニコール・リッチー イザヤ・ムスタファ ステイシー・キーブラー ジョン・ラロケット スティーブ・オースティン リチャード・チェンバレン メルセデス・メイソン マシュー・ウィリグ ブラントンボックス ジャン・クロード・ルイヤー エリック・ロバーツ ロブ・リグル カロリナ・クルコワ ジェームズ・ルー インディア デ ビューフォート ルー・ダイアモンド・フィリップス プージャ・クマール デイブ・バウティスタ オリビア・マン ティア・テクサダ トルステン・ヴォーゲス ミルシア・モンロー レスリー・アン・ブラント ミリセント・マーティン フランソワ・ショー ジェームズ・フランシス・ギンティ ジャン=クリストフ・フェブラリ ブロンソン・ピンチョット アナ・ガステイヤー モネ・マズール ラリー・シダー アレックス・フェルナンデス ローランド・キッキンガー ジェフリー・ハッチンソン デビッド・S・リー カリッサ・ヴァッカー ティムール・コチャク ロバート・イングランド ルー・フェリグノ ジョエル・デビッド・ムーア ケイティ・クリアリー アーロン・ラスティグ ミシェル・N・カーター ブライアン・ノーレン アンドレ・キンケイド ソニタ・ヘンリー マイケル・ベイリー・スミス リサ・ロシセロ ムサ・フセイン・クライシュ ジョン・スクラロフ マイケル・レスピナス アーロン・ブレイク サマー・グラウ ハリー・ディーン・スタントン トッド・シェリー ジョン・グリフィン マーシー・マリック ティエール・ディ・カストロ・ガリート デビッド・ゴリル カイディ・クナ ケビン・ダニエルズ キム・ジャクソン トム・チョイ パメラ・ロイランス イゴール・ジジキン ニック・グレイサー デビッド・H・ローレンス17世 ローレンス・ドウォンチ ドルフ・ラングレン マラ・レーン マクスウェル・ハッカビー ティモシー・V・マーフィー ソーニャ・マカリ マイク・ハギワラ ニコール・ホークヤード フレッド・クロス スティーブン・ポラック クリストファー・デマシ アイレット マーティン・デ・ボーア ジョン・タマキ クリス・ペイン アレクサ・ブレア・ロバートソン キンバリー・エストラーダ ロバート・オクム ルベン・ガルフィアス チューダー ペトリュット ケビン・ファビアン ジェームズ・クォン トシ・トダ クリストファー・チェン オンドレイ・ハビナク ドナ・フェルドマン デビッド・レイノルズ マンディ・レヴィン ジュリア・ミロワ J・ポール・ムーア ケビン・ファレル ベンジャミン・クループ デビッド・J・ライト テシー サーフェス ゾラン・コラチ マズ サイアム ジョン・オブライエン ネイト・シェルキー ポール・ヘイトキン ベンジャミン・バイロン・デイビス フィービー・ナイダート ステファニー・ジャクソン パク・ウニョン マイケル・J・シーラフ グラハム・クラーク リサ・フレドリクソン ラッセル・レイノルズ ケニー・ケレハー ケビン・メイクリー ジョージ・ケツィオス ジョン・スター ジョー・ハワード ダリン・トゥーンダー マーズ・クレイン ジョシュ・ハープ ブレーデン・マルコット サム・ゼラー モーリス・ウィットフィールド ケビン・T・マッカーシー マーキーシャ・ウォーカー ジェム ジャン マルク ダノワ ジュリー・マッキノン パトリック・ワイル キャリー・ハフ ジェフ・チェイス ポール・ラコバラ アンソニー・モリナーリ エディ・ダベンポート リサ・ムーア=マルケス アーノルド・チョン マリアノ・メンドーサ スティーブ・デカストロ オミッド・ザデール ウィリアム・パトリック・ブラウン アダム・カブレラ ニコール・エイブラムソン ジョバンニ・V・ジュスティ ジョリーン タワーズ イネス・ロメロ コビー・アザーリー マイケル・キャシディ ランス・アーロン ジム・オニヨム ショーン・トマジン ジャンナ・シモン セドリック・L・ウィリアムズ トム・クーリー・ウィリアムズ ポール・ウィッテン クリストファー・ブラッドリー ダミアン・ブレイ マーカス・ナティビダッド マイケル・デューゼンバーグ ダコタ・ブラック マーク・ローマン タニア・L・ピアソン ティモシー ‘TJ’ ジェームズ・ドリスコル カイル・デレク デヴィン・ヘネシー ジョン・ローゼン デニス・ロス ジェームズ・スローン デビッド・フリソン ケリー・ハミルトン C.W.ピュン ジョン・トニャッチ マーク・ヴィラ ローラ・カルデナス・ヒルマン ダン・プリセク イッサム・タハン |
あらすじ
家電量販店バイ・モアで働くオタクの青年・チャック・バトウスキーが本作の主人公。
ひょんなことから国家機密を脳内にインストールしてしまったチャックは、「CIA(中央情報局)」と「NSA(アメリカ国家安全保障局)」の2つの組織に“保護”という形の板挟みにあいながら、「スパイ」としてCIA/NSAに協力するのだった。
感想:CHUCK/チャック
感想
本記事は第4シーズンの内容です。
前シーズンでは、チャックの母・メアリー・バトウスキーの正体について触れられました。
そこで出てくる新たな組織・ヴォルコフ産業。
大規模な武器売買組織であるこの組織が、母・メアリー・バトウスキーが潜入している組織であり、本シーズンでの対立組織。
母・メアリーはコードネーム「フロスト」として、ボスの右腕になっていた。
いわゆる、No.2の立ち位置であり、ボスの恋人になっていたのよ。
いや、そこまで上り詰めてるとは思わなかったわ!
ビッグ・マイクさんが、モーガンの部下になるという衝撃展開はネタバレしておいても差し支えないだろう。
(むしろ、これを知ることでドラマを早く観たくなるはず!!)
本シーズンはネタバレを含めないと感想書けないから、あとは下にまとめます。
※このドラマはストーリーも良いけど、コメディ部分も面白いためネタバレされても観ることをオススメできる!
本シーズン衝撃が多い。
ヒドラは、ヴォルコフ産業が有する「武器売買の顧客データベース」のことでした。
これがヴォルコフを支える“コア”って感じで、これの奪い合いかと思ったらすんなり終わるのよね。
というより、第13話でチャックがヴォルコフ産業の親玉を逮捕したときの衝撃。
ORIONの遺志を継ぐ者と言わんばかりのカッコよさに痺れた。
それと同時に「全24話あるのに13話で逮捕? どうなるん?」と思ってたらストーリー運びの上手い事。上手い事。
もうね、脱帽ものよ。
このヴォルコフの正体ってのが、もう。もう。
これいつから考えてたの? ってくらい、良くできた脚本。
コメディ・スパイの最高峰と言ってもいいくらいに素晴らしい。
ちょっとツライこともある。
チャックの母。ヴォルコフ。ヴォルコフの娘。ケイシーの娘。キャット隊。
しっかりストーリーに絡んでくるけど、登場人物が増えすぎて覚えるのがしんどくなってきたのよ。。。
更には終盤に出てきた新キャラクター・デッカー長官。
シーズン2でお亡くなりになったトニー・トッドさんが演じたグラハム長官の後釜。
チーム・バトウスキーに何の恨みがあんの? ってくらい、本シーズンの最後で攻めてくる。
いや、同じ組織ちゃうんか! と言いたくなるくらいに、CIAが壁として立ちふさがる。
その壁に対して、ヴォルコフ側がチャックを味方するという想定外の流れが素晴らしかった。
インターセクトの対となる兵器・ノースマンが登場した。
「情報集合体・インターセクト」「DNA指定兵器・ノースマン」によりCIA/NSAは何をしようとしてたんだ? と思いたくなるほどの強烈な組み合わせ。
こういうのテンション上がる!
更には、ケイシーの上司にあたるベントレー局長により、「改造版インターセクト」が開発されインターセクトを持つ者が増えたり減ったりするのも面白かった。
このインターセクトは、何らかの欠陥があると思うんだけどあってるかな? (原爆の一件でやらかしてるもんね。)
これがモーガンにインストールされたということは……。
どうなるんだろうね。想像もつかないや!
チャックの母・メアリー・バトウスキーのチャックに対する愛は確かにそこにあり、姉・エレノアにも、その子供(メアリーの孫)にも会うことが出来た。
ヴォルコフの一件が、”お見事”に解決された本シーズン。
メアリーは一般人として、今後を生きることになるのかな?
まだまだ、観たい本作ですが次がラストシーズンだそうです!
悲しさ半分! 楽しみ半分!
シーズン5を観る前に押さえておきたいポイント
どうなる!? モーガン
いやー。やっちゃったね。
モーガンに新型インターセクトがインストール(アップロード)されてしまいました。
これはもうチャックと背中を預け合って戦う熱い展開を期待できるのかな?
いや、できない! したくない!
モーガンはあくまで安心安定のコメディ枠として、チャックのそばに居て欲しいのよ!
どうなる!? チーム・バトウスキー
CIAを自分から辞めたチャック。
組織に歯向かったことで、サラもケイシーも職を失うことになった本シーズンラスト。
ヴォルコフ産業の全資産を引き継ぎ、バイ・モアを買収してキャッスル(バイ・モア地下基地)を取り戻しただけでなく、ヴォルコフの施設もチャック、いや、チャックたちのものになった。
ベックマン将軍指揮から外れたチーム・バトウスキーが、この先どういうストーリーを描くのか楽しみ。
ケイシーの「武器が使えると知った時」のワクワク顔が好きだわ!!
これまでのストーリーはパズルのピースに過ぎない
フルクラム→リング→ヴォルコフ産業 のチャックの周りで起こる一連の事件。
これらが全て「パズルのピース」に過ぎない。
大きな大きな何か裏が隠されているのだろう。
チャックはチェスの駒でしかない、あくまで筋書き通り動かされていた存在だった。ファイナルシーズンを描くまでの布石であり、ファイナルシーズンでピースが揃いストーリーが完成するって印象を持ちました。
気になるのは、これまでの数々の事件は全てインターセクトに情報があった組織たちがターゲットである点。
これは、CIA/NSAが集めていた情報に該当したってこと。
少し引っかかってる。
この「インターセクトに情報が存在すること」がストーリーとして“当たり前”になっていることが伏線だったら面白いのにね!
おさらいしておきたいのは、第3シーズンラストのORIONが持つ秘密「コーバス」が何なのか?
その後が描かれない「ダニエル・ショウ」がどうなったのか?
CIAの中にもリングに属する人間がいたが、その残党がまだ残っている可能性はないのか?
ヴォルコフ産業は、ちゃんと解散されたのか? (資産を渡しちゃって大暴走しないかい!?)
CIAやNSAが「インターセクトを開発した目的」に、そもそも「CIAやNSAが味方なのか」という点も注目しておきたい。
そして、全シーズンを通して語られ続けた「インターセクト計画」の真の目的が明かされると期待しておこう。
次がラストシーズンだが、サラとケイシーだけはチャックを裏切らないと信じてる!!
結び
DNAを指定することで確実に殺せる兵器「ノースマン」。
実現したら核兵器よりも強力な抑止力になるかもね。
各国が恐れることは「民間の大多数の死」ではなく、「国家中枢の人間の死」だと思うから……。
あと、本シーズンから右下に「WARNER TV」ってアイコンが常時表示されてる。
更に、ドラマに入る前の一番最初の音が強烈に大きい。
ドラマ本編以外のことでマイナス要素が出てきたのよ。