作品情報:ダンベル何キロ持てる?
基本情報
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題名 | ダンベル何キロ持てる? |
原題 | ダンベル何キロ持てる? |
原作 | サンドロビッチ・ヤバ子 MAAM |
監督 | 山﨑みつえ |
シリーズ構成 | 志茂文彦 |
脚本 | 志茂文彦 |
キャラデザ | 菊池愛 中島千明(プロップデザイン) 松本恵(プロップデザイン) |
美術監督 | 杉浦美穂 |
美術設定 | 高橋武之 |
色彩設計 | 真壁源太 |
撮影監督 | 伊藤邦彦 |
オフライン編集 | 武宮むつみ |
音響監督 | 山﨑みつえ |
音楽 | 橋本由香利 |
音楽制作 | KADOKAWA |
主題歌 | オープニング:紗倉ひびき&街雄鳴造/お願いマッスル エンディング:街雄鳴造/マッチョアネーム? |
プロデューサー | 菊島憲文 佐々木礼子 飯塚彩 中東豊和 佐藤裕士 尾形光広 若林豪(音楽プロデューサー) 鎌田肇(制作プロデューサー) 齊藤真吾(制作プロデューサー) |
アニメーション制作 | 動画工房 |
製作 | シルバーマンジム ・KADOKAWA ・小学館 ・AT-X ・動画工房 ・NTTぷらら ・レイ ・角川メディアハウス |
製作国 | 日本 |
公開年 | 2019年 |
話数 | 全12話 |
出演者 | ファイルーズあい 雨宮天 石上静香 石川界人 玄田哲章 堀江由衣 東山奈央 戸松遥 中村悠一 山根雅史 大原さやか 吉野裕行 飛田展男 佐藤利奈 朝井彩加 川田祐 西村知道 佐伯匠 上別府仁資 植田千尋 峰健一 岡田幸子 星谷美緒 岩崎諒太 左座翔丸 松田裕市 中山祥徳 直田姫奈 大西亜玖璃 三瓶雄樹 吉岡琳吾 内田秀 岩井映美里 三浦千幸 天﨑滉平 角田雄二郎 相馬康一 河瀬茉希 薄井友里 相良茉優 市ノ瀬加那 宮崎遊 利根健太朗 花井千隼 松本花雪 沖野晃司 住谷哲栄 津田拓也 菊池紗矢香 戸松ゆきな 藤井啓輔 鷲見昂大 高尾奏音 小林康介 和田将弥 加藤美佐 紡木吏佐 野津山幸宏 奥村翔 中島卓也 森谷彩子 鈴木崚汰 升望 魚建 山本綾 緑川光 |
あらすじ
ダイエット目的にシルバーマンジムに入会した女子高生・紗倉ひびき。
ジムで出会った筋肉フェチ・奏流院朱美や、友人の上原彩也香と共に筋肉の世界にのめり込んでいく物語――。
感想:ダンベル何キロ持てる?
感想
本作、アニメ化される前から原作コミックを読んでいたくらい好きな作品。
エンターテイメント作品でありながら、新たな知識を得ることが出来る作品って好きなのよね――。
コミックでも十分に分かりやすく描かれているんだけれど、やっぱりアニメとして“動く”と分かりやすさが上がりますね。
(だからと言って、私が筋トレしている訳では無いの……。)
ストーリーはコミックで知った上で観ているし、放映当時にアニメを観ています。
本記事を書くにあたって再度アニメを観ているんだけど、それまでにも何度も観てるんですよね。
アニメの演出としては、「ビデオ(VHS風)」表現が結構好きなんだよね。
オープニングや筋肉講座に使われている横に線が入っているアレ(言葉で表現するの難しいな)。
あとは黒板とチョークの表現とか、スポットライトの光の柱とか、本作の細かい演出・表現が好きなんだよね。
演出で言えば、文字量(テロップ)が多めの作品ですが、それが違和感なく取り入れられているのはアニメ制作会社や監督さんの手腕だろうね。
『異世界居酒屋のぶ』では、悪い印象として捉えられることが多かったことを考えると、本作の文字(テロップ)はアニメに上手くマッチしていて素晴らしいの。
(もし、スポーツジムやプロテインメーカーが協賛していたら、『異世界居酒屋のぶ』と同じようなアニメになっていた可能性も微レ存――。)
公式曰く「見るプロテイン」とはよく言ったもので、スポーツジムで行う筋トレだけでなく家で出来るようなものまで紹介されているのが本作の良いポイントだよね。ギャグやテンポも良くて、筋トレ(運動全般)に興味がない私でも楽しく最後まで観ることができました。
原作を読んでいる作品がアニメ化する時に、「声優は誰になるんだろうな?」というのは誰しも考えたことがあるのではないでしょうか?
ハーンノルド・ドゲゲンチョネッガーは、作中でイジリがあるくらいにアーノルド・シュワルツネッガーさんを意識している……。
となると、声優は玄田哲章さん以外に考えられないでしょ?
そして、本作はしっかりと玄田哲章さんをキャスティングしています。
これは感動もの! 拍手喝采! スタンディングオベーションです。
むしろ、玄田哲章さんがキャスティングできないなら本作のアニメ化は難しかったんじゃないかと思うくらいに最重要だったからね!
であれば、ジェイソン・スゲエサムは、トランスポーターでおなじみのジェイソン・ステイサムさんを意識しているから、「山路和弘さんをキャスティングするの? そしたら激熱じゃん!」と思いきや、そこは中村悠一さん。決して悪くはないけれど、少し期待しちゃったよね……。
それに特徴的なオープニング、エンディング曲。
どちらも作品のために作られたことが明らかで耳に残る良い曲。電波ソングまではいかないけれど、アニメソングとしてお手本のような印象の強さ!
作詞・作曲・編曲を担当されている方の名前がサイドチェスト烏屋(=烏屋茶房)さんと、シックスパック篠崎(=篠崎あやと)さん。ついでに言うと原作者の名前がサンドロビッチ・ヤバ子さん。
ここで声優さんの話に戻ると、主人公・紗倉ひびきを演じているのが、ファイルーズあいさん。
「ファイルーズ?」 本作専用の芸名でクレジットされているのかな?
と調べてみると、当時新人声優で「ファイルーズ」というのも本名だったのです。エジプトと日本のハーフなんだってさ。調べてみないと分からんもんやねぇ。
本作の紗倉ひびきの声が、また可愛いのよね。
特に声にならない声というか、心から漏れ出るような声が素敵で「本当に新人なの?」ってくらい、主役をきっちり演じ切っているのよ。
教師3人や友人、ジムの街雄鳴造(石川界人さん)など頻出するメンバ以外にも、たまにしか出ないキャラクターを演じるのが佐藤利奈さんに吉野裕行さんなど、主人公・紗倉ひびき(ファイルーズあいさん)以外はかなり厚いキャスティングな気がしました。
だってさ、第10話のモッキー[TDLの着ぐるみキャラクター]が緑川光さんだよ!? もったいないというと失礼だけど、端役も端役でセリフも「あんなセリフ」にも関わらず、緑川光さんをキャスティング……痺れるね。
人気・実力ともに非の打ち所がないメンバで、新人を育てるってこういう事なのかな? キャスティングの意図や経緯は知らないけれど、作品とぴったり合ったキャスティングで良かった!
新人を抜擢するということは、原作を含めて作品を壊しかねないリスクを孕んでいるの。(過去にそういう作品あるよね!?)
それでも、新人に主役を任せて育てるってのは大事だろうし、このキャスティングは惚れ惚れするわ。
原作コミックはまだまだ続いていますし、2023年02月にはパチンコにもなるそうです。
まだまだ人気は健在ですね。
第2期来てほしいな!
結び
私は、U-NEXTとPrimeVideoをメインに利用しています。
昔はNetflixに入っていたんだけど、今は退会しちゃったのよね。
ファイルーズあいさんが、インタビュー記事の中で熱く語っていて、ついには夢を叶えることが出来た『ジョジョの奇妙な冒険』の「6部 スターオーシャン」を観たいんだけど、Netflix限定らしいの。
TV放映が終わったタイミングで、他のVODサービスに展開するかしら?
(テレビは破棄して持っていない! いらない!)
UI(使い勝手)と、私が好きな世代の過去作品の種類と量を考えると「U-NEXT」一択なのよね……。
お金に余裕があれば色々なVODサービスに入りたいんだけど、物価高とか厳しいから観るのは当分先になりそうだなぁ。