診断書を送るだけでも一苦労した話
診断書の提出にも体力が必要
適応障害と診察を受け、会社にそのことを伝えると診断書の提出を求められました。
そもそも、会社に持っていけるほどの元気があれば自宅で療養するような診断は下らないわけで、代理人持って行ってもらうか、郵送することになるのが一般的でしょう。
私は、「郵送」することを選択しました。
ちなみに、2か月目は会社の方が自宅に取りに来てくださったので「病院からもらった封筒でそのまま」お渡ししました。
郵送って久々だ
普段、ネット(メール)に頼り切っているため封筒の書き方はおろか、封筒サイズと切手の値段までチンプンカンプンでした。
内容証明郵便を使わないと、受け取り拒否されたらどうしよう。
なんて、不安がよぎったので調べてみるとどうやら内容証明郵便を使って診断書を送ることはできないとのこと。そこで一般的な茶封筒と切手を購入して、郵送することにしました。
病院から診断書をもらった時に入っていた封筒をそのまま利用するのも有りかと思ったが、何となく病院名が入った封筒を残しておきたいと考え、別途購入することにしました。
封筒は長3と呼ばれるA4サイズの用紙が三つ折りで入るサイズのものを用意し、切手の値段は、82円と半端な金額。(いつの間にか、50円や80円のキリの良い金額から変わってしまったのですね。)
会社名は分かるとして、住所と郵便番号を調べて記入。と簡単にはいかなかった。
あれ? 宛名は会社宛てなのか? それとも、休職連絡のやり取りをしている相手?
私は、個人を指定しました。
無いとは思いますが、会社宛てや部署宛てに送付すると、責任の押し付け合いみたいになって、結果放置なんてことがあり得るかもしれませんからね。
所要時間がかかりすぎた
封筒と切手の購入、宛名や裏面の記入そしてポストへ投函する。これで5時間以上かかりました。コンビニも郵便ポストも自宅から5分程度の近場なのに――。
疲弊している中、ちょっとした外出もつらいです。(初めて病院に行った日も、10時30分からの予約だったのに起床は5時30分でした。職場の関係で、いつも5時30分に起きているのですが、布団から出るまで2時間以上かかる……。)
思考が遅くなっているのを理解していても、どうしようもできない苦痛。
栄養ドリンク飲みながら、三徹を越えたあたりの感じに似てる。体が起きているだけ、それだけなんです。動かすことも、考えることもできない空っぽの状態。そんな中、外出を2回もする郵送は中々ハードルが高いです。
最後に
まず、郵送を急かされても無理をしないこと。
無理をしないための、自宅療養であることを忘れてはいけません。そして、保身を忘れないこと。私の場合、ストレスの大半は会社関連だったため、診断書を送付してシュレッダーにかけられるのでは? なんて、疑念が浮かぶほどの今の会社を信頼できていません。
この記事をご覧になっている方も同じような事をお思いではないでしょうか?
内容証明郵便が使えないため、シュレッダーをかけられると再度取得(3500円)がかかりますし、そもそも受け取ってないと言い張られたり、受け取り拒否をされた場合はニッチもサッチも行きません。お金が無くなり、ジリ貧になるのが目に見えています。
なぜ、自分が心療内科に通院するような事態になったのか。誰が原因(敵)なのかを見失ってはいけません。どんなに体に症状が現れ、心が砕かれても、信念に近い想いさえ忘れなければ大丈夫。だと信じています。