作品情報:ブレンド・S
基本情報
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題名 | ブレンド・S |
原題 | ブレンド・S |
原作 | 中山幸 |
監督 | 益山亮司 |
シリーズ構成 | 雑破業 |
脚本 | 雑破業 森町やこ |
キャラデザ | 奥田陽介 猪口美緒(プロップデザイン) 油谷陽介(プロップデザイン) |
美術監督 | 加藤恵 |
美術設定 | 青木薫 |
色彩設計 | 森田真由 |
撮影監督 | 青嶋俊明 |
CGディレクター | 佐藤香織 |
オフライン編集 | 三嶋章紀 |
音響監督 | 長崎行男 |
音楽 | 菊谷知樹 |
音楽制作 | アニプレックス |
主題歌 | オープニング:ブレンド・A/ぼなぺてぃーと♡S エンディング:ブレンド・A/デタラメなマイナスとプラスにおけるブレンド考 エンディング:桜ノ宮苺香、日向 夏帆、星川 麻冬、天野 美雨、神崎 ひでり、ディーノ、秋月 紅葉、オーナー/ぼなぺてぃーと♡S -All staff ver.- |
プロデューサー | 丹羽将己 小林宏之 小助川典子 土倉康平 尾上太基 櫻井宣貴 鶴田紀章 山内真治(音楽プロデューサー) 清田穣二(アニメーションプロデューサー) |
アニメーション制作 | A-1 Pictures |
製作 | ブレンド・S製作委員会 |
製作国 | 日本 |
公開年 | 2017年 |
話数 | 全12話 |
出演者 | 和氣あず未 鬼頭明里 前野智昭 鈴木達央 春野杏 種﨑敦美 徳井青空 松嵜麗 林大地 遠藤広之 小倉唯 小林竜之 佐藤信希 山北早紀 山下誠一郎 市川蒼 野田てつろう 千葉俊哉 花倉洸幸 大地葉 武内駿輔 立木文彦 加隈亜衣 千本木彩花 能登麻美子 濱野大輝 久保ユリカ 逢田梨香子 芹澤優 若井友希 杉崎亮 HARUCA 山本希望 中根久美子 永塚拓馬 室元気 石谷春貴 伊達忠智 市川太一 西谷修一 鳴海和希 望月英 浜田洋平 松田颯水 結名美月 小松奈生子 石見舞菜香 松崎克俊(やさしい雨) 山崎バニラ |
あらすじ
主人公・桜ノ宮苺香は、海外留学の資金を貯めるためにアルバイトを探していた。
目つきの悪さからか、どこの面接にも採用されない日が続いていた。
ひょんな事から、喫茶店「スティーレ」でアルバイトをすることに。
しかし、そこは普通の喫茶店では無くて「属性」を演じて接客をする喫茶店だった。
主人公・桜ノ宮苺香はドSキャラを演じるのだが……。
感想:ブレンド・S
感想
オープニングの中毒性がすごい作品。
もうね。オープニングだけ何度も聞きたくなるくらい好き。
喫茶店が舞台ということで落ち着いた曲調にするという選択もあったと思うのですが、作中のドタバタ感というかウキウキ感みたいなものを象徴するような、ポップな曲が素敵すぎます!
さて、注目すべきは第3話でしょうか。
3話切りを意識しているのか分かりませんが、色々と散りばめてくれていますね。
第3話のエンドクレジットで、『NEW GAME!!』と『きんいろモザイク Pretty Days』の制作協力が入っててポカーンとなった。
「へ?」と思った、もう一度見直しました……。
動画開始3分あたりのアイキャッチで『NEW GAME!!』の「滝本ひふみ&宗次郎」と、『きんいろモザイク Pretty Days』の「大宮忍」が登場していました。エンドクレジットは気づくのに、作中では見逃してた。。。
(ひふみん可愛いの!)
そして、お客さんに髪の毛がモジャモジャのキャラが居る。
お笑い芸人さんの松崎克俊さん(やさしい雨)に似てるな~と思ったら、まさにその方が声優担当されていました。
※本記事執筆時点では、お笑いコンビ(やさしい雨)を解散してピン芸人や構成作家として活動されているようです。
松崎克俊さん(やさしい雨)はYouTubeチャンネルの『ゴー☆ジャス動画』でアイドルマスターの際に出演されていたことで知りました。(アイマス愛がすごかったので印象に残ってました。)
「主人公が目つきで悩む」というところから始まる本作ですが、それらを「属性」という形で長所としてとらえようという「作品の方向性」が素敵ですよね。
あくまで「目つきが悪い」だけで性格はすごく良い子。
だからこそ、主人公・苺香がドSキャラを演じる時にも「声にドスを利かせすぎず可愛さを残した方向性」になっているのかな?
それに各キャラクターの名前が、四季(桜、夏、秋、冬)や天候(雨、ひでり)に準えているようです。
こういう原作者さんのセンスというか価値観が好きだな~。
私は「最終話は『特別なエンディング』で終えてほしい」と考えています。
いつものエンディングで終わるというのも、この日常(ストーリー)はまだ続くよという印象を受けるため決して嫌いではありません。
ですが、やはりアニメとしての締めくくり。
より高いカタルシスを得るために、何か『特別』が欲しいのです。
それはオープニング曲をエンディング曲として利用するや、新しい曲を利用する。あるいは、曲のアレンジをするなど、どんなことでも良いのです。
そして、本作は「特別なエンディング」に見事に応えてくれています。
あの中毒性の高いオープニング曲を「All staff ver.」として、エンディングとして利用。
喫茶店「スティーレ」のスタッフ7名と1匹で歌い上げる、この曲は痺れます。
いつものオープニング曲だ~と思って油断していた状態からの「男性陣のコーラス」。
鳥肌立ちました!!
最後にちゃんとオーナーも吠えている(歌っている?)のもポイントですね!
きららアニメにハズレ無し!
結び
本記事の執筆時期に合わせたかのように、最終話はクリスマス回でした。
私は世の中のイベントに興味がないので、祝う? ことなどありません。
ですが、クリスマスソングは良く聞くのです。(季節を問わず……。)
そして、ケンタッキーフライドチキンを食べたくなる――。
これはもう、パブロフの犬を越えた「ある種の呪い」だと思う。