Firefoxを以前のバージョンに戻す方法まとめ(2021年版)
自動バージョンアップされた(Firefox 89.0)
Firefoxの自動更新インストールをONにしていたために、「2021年06月04日(金)」にバージョン89.0がインストールされてしまいました。いつもならば自動インストールされても困らないのですが、今回は「デザインが大幅に変化」してしまったのです。
このデザインには賛否両論あるでしょうが、古参勢の方は特に「嫌だ!」と思ったのでは無いでしょうか。
IT業界は変化が常。私たちが慣れるしかない。
ですが、タブの大きさもさることながら、アドイン『Mute Tab』を導入しているとミュートマークで通信状態が見えない。これはもう気持ち悪くて仕方がない。(ボタン押したかどうか不安になる。)
ということで、Firefoxを以前のバージョンに戻す(以下、ダウングレード)することを決意しました。
本記事を試す方は自己責任でお願いします。
ダウングレード その前に!
Windows OSのビット数を確認しておきましょう。アプリケーションのインストール/ダウングレードするときに「OS確認」は重要なことです。
「Windowsキー」と「Pauseキー」を同時に押します。
「スタートメニュー>設定(歯車)>システム>詳細情報」でも表示できます!
上の「赤枠」でWindows OSのビット数が確認できました。(関係ない箇所を白で塗りつぶしているので、実際にはもっと情報が表示されていますね。あまり気にしなくて良いです。)
ダウングレードの方法(Firefox 88.0.1)
Firefoxの公式ページで「以前のバージョンの Firefox をインストールするには」というページがあるので、そのページを見れば手順が分かります。
分かるのですが、記事執筆時点でページに置かれているリンクは「Firefox 87.0」のリンクでした。「Firefox 87.0」でも良いんですけど、諸悪の根源は「Firefox 89.0」ですので、ここは1つ前のバージョンである「88.0.1」に戻したいところ。
バージョン指定してダウングレードする
以下は、Firefoxの公式ページのキャプチャ画像です。
「Firefox 87.0」のリンクでは無く、「他のバージョンと言語のディレクトリー」のリンクを押してみましょう。(画像の色が青じゃないのは、私がすでに一度リンクを押しているからです。)
以下のような画面が表示されますね。
このページで「バージョン」と「言語」と「OS」を選べばよいです。
どんどん選んでいけば、最終的にインストーラがダウンロードできます。
これを使ってインストールすることでダウンロード可能です。
ダウングレード後に何か出た
Firefox起動時に、以下のメッセージが出ますね。
対処方法が2つあります。
方法1.お気に入りやアドイン等は戻さなくて良い時
「新しいプロファイルを作成」すればOKです。
はい、お疲れさまでした。
古いプロファイルは残っているので、気になる人は続きを読むだけ読んでおくと良いかもです。
方法2.お気に入りやアドインを戻したい時
1.「新しいプロファイルを作成」を押して、Firefoxを起動しましょう。
2.Firefoxのアドレスバーに「about:profiles」と入力してEnterキーを押しましょう。
3.使っていたプロファイルの「既定のプロファイルに設定」ボタンを押しましょう。
※どれ使ってたか分かんないよ!という方は、とりあえず適当な「ルートディレクトリー」を開いてみて、「bookmarkbackupsフォルダ」の中身を見てみましょう。フォルダ内のファイルの更新日時が新しい(最後に利用した日)ならば正解です。
4.そのプロファイルの「フォルダを開いた後」で「Firefox」を終了してください。
5.フォルダの中にある「compatibility.ini」を削除(右クリック>削除)しましょう。
6.Firefoxを起動すればOKです。
自動インストールを無効化しておこう
Firefoxの「右上の三本線メニュー(三)>オプション>一般」で、自動インストールしないように設定しておきましょう。
下画像のように「更新の確認は行うが、インストールするかを選択する」を選べば完了です。
最後に
Firefoxは私の中で一番使いやすいブラウザなのですが、89.0は合わなかったです。(直観的に「嫌だ!」と思ってしまいました。)
しばらくの間は、88.0.1で過ごそうと思います。アドオンの対応状況などなど状況を見つつアップグレードする方向で考えます。
危ないサイトに近づかなければ、古いバージョンでもきっと大丈夫なはず!
と、高をくくって。