作品情報:異世界薬局
基本情報
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題名 | 異世界薬局 |
原題 | 異世界薬局 |
原作 | 小説 :高山理図 コミック :高野聖 キャラデザ:keepout |
監督 | 草川啓造 |
シリーズ構成 | 渡航 |
脚本 | 渡航 さがら総 王雀孫 |
キャラデザ | 松本麻友子 前田恭佑 |
イメージボード | 益田賢治 |
メインアニメーター | 諸石康太 加藤剣 |
美術監督 | 細井友保 |
美術設定 | 滝口勝久 |
色彩設計 | 林由稀 |
撮影監督 | 伊藤康行 |
オフライン編集 | 小島俊彦 |
音響監督 | 立石弥生 |
音楽 | 加藤達也 宝野聡史 |
音楽制作 | 株式会社ポニーキャニオン |
主題歌 | オープニング:石原夏織/夢想的クロニクル エンディング:Little Black Dress/白雨 |
プロデューサー | 藤原利紀 澤畠康二 平山雅史 松村尚 丸山創 天野翔太 |
アニメーション制作 | 株式会社ディオメディア |
主題歌 | オープニング:石原夏織/夢想的クロニクル エンディング:Little Black Dress/白雨 |
主題歌 | オープニング:石原夏織/夢想的クロニクル エンディング:Little Black Dress/白雨 |
製作 | 「異世界薬局」製作委員会 |
製作国 | 日本 |
公開年 | 2022年 |
話数 | 全12話 |
出演者 | 豊崎愛生 花江夏樹 和多田美咲 上田麗奈 本渡楓 伊藤静 市川蒼 引坂理絵 速水奨 若林佑 三瓶雄樹 乃村健次 遠藤綾 江口拓也 長縄まりあ 菊池通武 秋保佐永子 玉井勇輝 赤羽根健治 宮沢きよこ 飛田展男 阿座上洋平 森なな子 中野さいま 石原夏織 土田大 露崎亘 結木美咲 鈴代紗弓 初村健矢 間宮康弘 鈴木琢磨 中井和哉 國府咲月 八木岳 都月彩楓 室元気 中村源太 生田ひかる 鳴海まい 田中奏多 高橋雛子 石井未紗 手塚ヒロミチ 杉村ちか子 野坂尚也 岡井カツノリ 杉崎亮 白石兼斗 野田てつろう |
あらすじ
新薬の研究をしていた薬谷 完治が過労死により、
宮廷薬師の名家ド・メディシス家の次男であり、本作の主人公・ファルマ・ド・メディシスとして異世界に転生する。
転生した世界で、平民も貴族も区別せず平等に扱い、安価で安全な薬を提供する薬局『異世界薬局』を開店する――。
感想:異世界薬局
感想
私としては、1話目のスタッフロールにて主人公・ファルマ・ド・メディシスの声が豊崎愛生さんという驚きから幕を開けました。
私の選ぶ「3大スタッフロールでびっくりした声優さん」に入るレベルでした。
飛田展男さんや遠藤綾さん、速水奨さんに伊藤静さん等々「盤石」なキャスティングのように思えました。
いや~すごいな。このキャスティング。
さて、ストーリーに目を向けるとスローライフ部分が好きな作品でした。
おじいさんが飴を買いに来たり、令嬢のために化粧品を開発したり――。
特に「インフルエンザの回」が良かったですね。非常にストーリーが美しかったです。
一方で、異端審問官や黒死病(ペスト)のシリアスによった話は苦手でした。
特にバトルになる展開は個人的には求めてなかったです。
しかし、異世界だと病気だけじゃなく戦い・怪我もあるというのは確かにそうだよな~と思ってみていました。
綺麗なエンディングなので文句はないですが、日常的な部分をもっと見たかった! というのが率直な感想です。
(1クールという形にするため、そういうのは難しいんでしょうかね。)
話の中で時々出てくるデフォルメしたキャラクターが可愛かったです!
屋内で打ち合わせをする大工たちが帽子を脱いで胸に当てているシーンとか、細かい部分までしっかり設定されているな~。という印象を受けました。
主人公の兄であるパッレ・ド・メディシスが直接的に出てこなかったのが残念でしたね。(手紙の回想シーンだけだったかな?)
コミックス版では黒死病(ペスト)の時? にパッレとファルマが再会したような気がするけど、うろ覚えだ。。。
次の新刊が出るタイミングで、1から読みなおさないといけないな~。
それにしても、薬局を開きたいといったのはノア様の前だけだったはず。
そして、陛下からの薬局改行許可の勅命タイミングでのにやけ顔。
仕事できるな~。ノア様! 世渡り上手かよ。
仕事できるでいえば、セドリックさんとクロエの2人も忘れてはいけませんね。
子会社への出資を単独で決めたり、自らが“出産で雇止めされた薬師”に注目して人材を集めてきたり、「THE 出来る人」ですね。
そして、セドリックさん。もうね、旦那様にも認められてる点に加えて、子会社設立をはじめ『異世界薬局』の立役者と言っても過言ではありません。
いや、ロッテちゃんも働き者だし、事実を捻じ曲げるサロモンさん等、できる人が多いな~。
なんだかんだ言って、敵対するギルド長も「泥を積んだ荷馬車を薬局に突っ込ませる」行動力がありますからね。
インフルエンザの一件(もっと言えば、ファルマが薬局を開局する一件)が無ければ、平民のギルドをまとめ上げる手腕があるのですから、これもまた仕事ができる人なのでしょうね……。
コロナが流行している昨今、『異世界薬局』のような収束を迎えることを祈るばかりです。
ちょっとしたポイント
作中の病気や医薬品
本作で出てくる病気や、医薬品は実在するものだそうです。
そりゃ、スタッフロールで「医学・薬学・科学監修」が付くわけですよね。
基本情報には載せていませんが、本物の薬剤師や医師、学者先生が監修に入っているのは圧巻です……。
※ぜひ、スタッフロールにも注目してみてください。
結び
もともと、コミックを読んでいてストーリーは知っていた状態でした。
でも、やっぱりアニメになると印象が変わりますね。
そしてアニメで色や動き、声の印象がつくと、コミック読むときに脳内再生されるのです。
次はどの作品を観ようか。悩むほど作品を知らない……。